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こんにちは!ミュージシャンブロガーの馬男(@umaoshinmai)です!
僕は音楽専門学校を15年前ほど前に卒業し、今でも「音楽でご飯を食べるために」もがいている1ミュージシャンです。
今回はプロのミュージシャンになる為に、音楽専門学校に行こうとしている人に向けて
叱咤激励の言葉と「音楽専門学校っていったいどうなの?」って事を書いていきたいと思います。
音楽を学ぶ場所って言っても
「街の音楽教室」「音楽専門学校」「ライブハウスでひたすらライブする」
など方法は一つではないですが
といった事を考えた事ありませんか?
うん、俺はめちゃくちゃ当時考えました!笑
特に「近道」なんて言葉が好きで、無駄なことは一切したくない!って
考えていたような男でした。
さて、今回の記事ですが
プロのミュージシャンになる為に音楽専門学校に入ろうと思っているけど
- 実際行っても将来に役に立つのかな?
- プロになる為に専門学校は近道なんだろうか?
- デビュー出来るんだろうか?
といった悩みについて話をしていきたいと思います!
それではいってみましょう!
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プロミュージシャンになる為に専門学校に通う事は近道かは分からないけど、良いと思う。
ではまず、結論からお話しします。
僕は音楽専門学校に入って非常に良かったと思っています。
ただ、近道だったのかは分からない。
僕は
プロデビューなんて物は出来てはいない半人前の人間だけど
音楽専門学校に通う事は非常に良かったじゃないかと思ってます。
特に現在オリジナル曲が出来ず、何も活動できていないような人にとってはね。
僕は音楽専門学校の中では都内で1.2を誇るマンモス校に入学し、ヴォーカルコースというのを選び入学しました。
高校生のころからプロのミュージシャンになることを目指していましたので大学には進学せず
2年間ひたすら専門学校で音楽の事を学び
とりあえず「作詞」「作曲」「弾き語り」が出来て
一人でもライブが出来る状態で卒業をすることが出来ました。
僕が音楽専門学校に入学した時点では
作曲なんてしたことなかったですし、恐らく専門学校に通わないで活動をしていたとしたら
今はどうなっていたかはわかりません。
(もしかしたらほとんど活動もできずにプロになる事を諦めていたのかもしれないです。)
なので半人前でもとりあえずの形で卒業できたことに今でも感謝しています。
なので音楽専門学校に行くことを選んだことは良かったと思っています。
音楽専門学校で学べることっていったいどんなこと?
では次についでなのでざっくり学べることについて。
ミュージシャン学科ヴォーカルコースに行った場合学べることは
- 歌うための発声
- 歌うための技術
- 作詞
- 作曲
- 音楽理論
- 音楽の歴史。種類。
- 音楽業界のことについて。
と技術についてはこんな感じです。
入学してからの2年間、毎日きちんと学校に行き
自分から行動を起こすことができれば音楽まみれの生活になるため
これからのあなたの音楽を学べる場所としてはもちろん非常に役立つことでしょう。
音楽専門学校にはいったからと言って、メジャーデビューできるわけではない。
音楽専門学校と言うのは、あなたの音楽の為に役に立つと言っても
あくまで「環境」というだけであって、
どうやって生かすかは入学するあなた次第です。
誰もあなたの将来を保証してくれるわけでもありません。
もちろん入学したからと言って
デビュー出来るわけではありませんし、卒業後は一人でどうやって活動していくかを考えて行く必要があります。
何度も人に言われて聞き飽きてると思いますが、メジャーデビュー出来る人なんて一握りです。
僕の場合、ヴォーカルコースを含めたバンド学科の同級生が500人
ほどいたのですが
メジャーデビューまで行けた人数は全部で4人。
めちゃくちゃ少ない印象かとは思いますが
入学当初は300人に一人くらいと聞いていたので
それでも今考えると、多い方なんですね。
夢を壊してしまう言い方かもしれませんが
あの頃の僕や今のあなたが思っている以上に現実は厳しいです。
なので、「与えられた環境を最大限生かすこと」を本気で考えていきましょう。
関連記事>>>ワンマンライブをした結果、何がどうなったか現役ミュージシャンが語る。
音楽専門学校とは技術を学ぶ場所でもあるが、人脈を広げる場所だ。
じゃあどうすれば環境を最大限生かす事が出来るのか?
僕はそれは専門学校は「人脈を広げる場として最適」だと思っています。
音楽専門学校は基本的に授業がない時も自由に使えるスタジオがありますので、音楽をひたすら作って練習することもできますが
プライベートな時間を友人や先生と共有できるって言うのも大事だったりします。
バンドメンバーを探したり、友人と外で遊びに行ったり、先生に悩みを聞いてもらったり
クラスのかわいい子を好きになってフラれたりね(笑)
そういった事って、一人じゃどうやったって体験できないし
街の音楽教室だけだと難しいことなんですよ。
ただ、こういった体験から培った人脈作りがその後、活きてきます。
- お世話になった先生から仕事を紹介してくれるかもしれないし
- 音楽業界に進んだ友人から、何かいい情報が入るかもしれない。
こうった事ってすごい、あなたがミュージシャンになる為に必要なことだったりするんですよね。
音楽講師の先生も人間ですので、若い子たちが必死に頑張って壁にぶちあたりながら悩みを話したりすると
びっくりするくらい真剣に聞いてくれます。
僕も音楽を辞めようかと思った時期が学生時代にありますが、恩師の言った一言から救われて、いまだにミュージシャンをやれていますよ。
こういった事って、毎日学校で顔を合わせて成長を見てもらえているから与えられたことなんだと思っています。
逆に言うと、やる気がないやつはすぐに辞めていった。
だからこそ、環境を活かせなかった人、やる気がなかった人はすぐにやめていきました。
一番印象に残っているのは1年生のゴールデンウィークですね。
(入学から1ヶ月経ったくらいなんですが(笑))
クラスの10人くらいが、学校に来なくなったんですよ。
きっと自分にはついていけないって思ったんでしょうね。
それは極端にしても
学生時代からいろんな方面に友達や知り合いが多かったり
いろんな授業に顔を出していた人は音楽を辞めずに続けていった人が多いです。
僕もいろんな授業に顔を出して、いろんなところに知り合いが出来ました。
専門学校の喫煙所でスカバンドを組んだ事もあったし
結局友人の紹介で知り合った今の相方とも、音楽を続けていますからね。
やっぱり最後は人とのつながりに助けられてばかりいます。
なので貪欲に活かす事をオススメしますよ!
音楽専門学校を卒業するまでにしておきたいことは?
さて、音楽専門学校ではたくさんの事が学べる事が分かったと思いますが
「在籍中、何をしておいた方がいいか?」についてです。
僕がオススメとしては専門学校を卒業後
「最低でも1人で活動できるような状態を作っておくこと」です。
これはなぜかと言うと、音楽学校在籍時は周りにたくさんの人がいる状態なので
- バンドメンバー募集
- 作詞、作曲する人とつながる
ということすら容易な事ですが
一度音楽専門学校を卒業してしまうと、人脈が一気に乏しくなるためです。
もちろんライブハウスにてライブを重ねていけば、いろんな知り合いが出来るような状態になりますが、それはあくまでライブ活動が出来る事が前提です。
活動できなければどうしようもないので、ヴォーカルの人は最低でも
- 作詞
- 作曲
- 弾き語り
くらいは出来るようにしておいた方が良いですね!
[
と思いがちかもしれませんが、ちょっと待って!!
今の時代DTMを使って作曲するくらいの人はいくらでもいます。
また、作詞作曲が出来るような状態であると、「俺こんな曲で活動したい」って言う名刺代わりの物にもなるので
楽器帯の人でも「作詞」「作曲」くらいは出来るような状態にしておくことをオススメします。
学校卒業後、活動が出来ずに辞めてしまった同級生がたくさんいた。
これは僕の体験談ではあるんですが
- バンド活動する同級生
- 1人で弾き語りをする同級生
- 2,3人組で活動する同級生
- 作曲コースなどに進んだ、裏方の同級生
といろんな同級生がいたのですが、卒業後
「バンド解散」で一人ぼっちになってしまったり
作曲しても、歌ってくれる人がいない為、精力的な活動が出来ない
と言った事が沢山ありました。
卒業後の時間も長いです。
もしバンドを組んでいたとしても解散してしまった場合
活動をする事は一気に難しくなりますよ?
どうしたって最後は「人脈」と言う人とのつながりに助けられていきますし、一人では活動をする事すら出来ない人も多いんですね。
僕はヴォーカルコースに進んだんですが
「作詞」と「歌」だけだと、活動出来ずに辞めていった友人も多いです。
なので一通りできるような形を在学中に作っておくことが大事だと思います!
ギターやピアノなど、楽器は入学する前から始めておいたほうがいい。
なので、楽器くらいは入学前から練習しておきましょう。
ヴォーカリストの人は、「弾き語り程度」で構いませんし
もしくは「コードを見ながらある程度弾ける」くらいにはしておきましょう。
なぜかと言うと
音楽専門学校は授業も多い為、楽器の練習時間が思った以上に取れないからです。
歌の発声練習ですら、正しく「腹式呼吸」や「丹田呼吸」をマスターするのに1年くらいはかかります。
その上で「作詞」「作曲」「音楽理論」などを勉強しなければなりません。
空いた時間でバンドメンバーを探したりとかなり大変です。
勝負は入学前から始まっているんですね。
なので入学前の今の期間を使って勉強しておくことをオススメします!
楽器を弾けるかどうかで音楽理論の理解度が変わる。
また楽器を弾けるかと音楽理論の理解度が深くなり
楽器をやっていないと音楽理論を学ぶことすら必要性を感じないですよね?
作曲にしても、楽器を弾けるかどうかで作曲できるかどうか変わってくるレベルですので
楽器をある程度弾けるくらいになっておくことを強くオススメします。
もちろんDTMなど打ち込み機材を使うにしても、楽器は出来るか出来ないかでかなり音楽の幅が違ってきますよ!
音楽専門学校に通う前から勝負は始まっている!今から学べば、かなり入学時に差が出てくる!無料マンツーマンレッスンを受けてみよう!
音楽専門学校に通う前に、弾き語りを覚えたい人はシアーミュージックで
無料体験レッスンを受けることが良いでしょう!
シアーミュージックは音楽専門学校と同じシステムのマンツーマンレッスンが可能です。
しかも!!何と無料で、スタジオが使い放題になるんですよね!
これって凄い事ですよ!
音楽専門学校を通う前にミュージックスクールを通っているかどうかでも
他の生徒ともちろん差は出ますので
音楽専門学校前の練習がてら、と言う意味でも通うと良いです!
本来スタジオは有料なものですし、音楽専門学校が特化している部分って
「無料でスタジオが使える!!」って言う部分も大きいので
専門学校に入らずとも上達が早くなります!
音楽専門学校よりもちろん格安ですし、スタジオに入りまくったら
それだけで元が取れてしまうし、独学で変な癖がついてしまうよりも
基本からきちんと学ぶことが上達の近道になります!
しかも
複数の受講も出来ますので、半分はヴォーカルを学び半分はギターを学ぶって事も可能!
まずは無料で体験レッスンを受けてみることをオススメします!
こんな方におすすめ
- 家で楽器の練習が難しい人。
- 基礎をマンツーマンレッスンで学びたい人。
- ギターとヴォーカルなど複数の受講をしたい人。
- スタジオで気兼ねなく思い切り練習したい人。
まとめ。
見ていただいてありがとうございました!今回のまとめです。
- 人脈作りの為に音楽専門学校は非常に良いところだった。
- 環境を活かさなければ行くだけ無駄になってしまう。
- デビューが約束されたわけではない。
- 卒業までに一人でも活動できるような形にするのがオススメ。
- 入学後は意外と時間がない為、動けるうちに動いておこう!
でした!
音楽専門学校は、就職率が悪いわりに、入学金も授業料も安いわけではありません。
音楽はとても好きじゃないとやっていけない業界だと思います!
だからこそ、人とのつながりや環境をどう生かすか?が重要になってくると思います!
お互い音楽を楽しんでいきましょうね!!
見ていただいてありがとう!
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