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こんにちは!ミュージシャンブロガーの馬男(@umaoshinmai)ことオトホリック小林です!
音楽活動と仕事を同時にこなすことは容易なことではありませんが、ミュージシャンを目指す多くの人々が派遣社員として働きながら夢を追いかけています。
しかし、その働き方にはデメリットが存在することも事実です。
今回の記事では、ミュージシャンとして活動するために
- 派遣社員として働くデメリット
- 正社員から見た派遣社員の働き方
について解説します。
また、音楽と仕事を両立しているミュージシャンたちの事例や現代の働き方改革と音楽活動との関係
音楽で稼ぐ力を身につけるためにどのようなことが重要であるかについても触れていきます。
ミュージシャンとしての人生を模索している方や派遣社員としての働き方を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
その他のYouTubeについての記事は『収益化』カテゴリ内の『ライブ活動』からどうぞ!
1. 派遣社員をしながらミュージシャンを続けることのデメリット
結論から言うとミュージシャン活動をしながら派遣社員を続けることは、あまりおすすめできないと考えます。
派遣はシフトの調整や休みの取得が比較的容易であるというメリットがありますが、その反面、いくつかのデメリットも存在します。
1-1.社会保障や保険の負担が自己負担になる
企業へ派遣される派遣社員は、ほぼほぼ交通費は自己負担となり、さらにあくどい会社の場合は社会保障や保険の負担が自分自身で行わなければならない場合もあったりもします。
特に日雇い派遣と呼ばれる日払い制の派遣社員はそのほとんどが上記のような待遇となっており、毎日職場が変わる上にほとんどが単純作業になります。
日雇い派遣は、その日ごとに勤務をするかどうかを決めればいいのでシフトの調整は楽だとは思いますが、スキルにもならないためデメリットが大きすぎますね。
セリフ:タイミーなどのアプリも、実態はほとんど日雇い派遣と一緒だね。
1-2.派遣期間の終了や就業先の距離の問題 -
派遣契約はそのほとんどが期間が決まっており、3年以上働く場合は正社員として企業が雇わなければならない為、半年~2年程度で契約が終了します。
僕の経験から言えば、派遣社員だからと言って、人間関係はついて回る問題ですし、職場に仲が良い人も出来たりします。
しかも仕事に慣れてきた時期に、辞めなければならず、また新しい職場に行ったとしても一から新人として人間関係を構築していくのもかなり精神的に来るものがあるんですよね。
1-3.他の人に迷惑をかける可能性
派遣社員は、直雇用ではない為、正社員やアルバイトに比べて休みや辞めやすい働き方とされていますが、会社側からすればそれは迷惑ですし
会社側からも「使えなさそうな人はいらない」と首にされることも多く
アルバイトでも教育をしながら育てていくのに、派遣社員の場合は即戦力が求められたりします。
自分の夢を優先するためと言ってもそういったストレスは成功を妨げる要因になるかもしれません。
1-4.真剣な姿勢の欠如 -
派遣社員は正社員やアルバイトに比べて責任感がどうしても薄くなるので軽い気持ちで仕事を取り扱う人になりがちになり
結果的に音楽活動の望む結果が訪れないことが多いです。
どんな仕事でも真剣に取り組むことが音楽活動の充実に繋がります。
また僕の経験からすると、一見関係ないと思っていたアルバイト先の関係から音楽の仕事につながることも多いんですよね。
僕自身の事を離すと「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督とアルバイト先で出会い、結果的に上田慎一郎監督の映画のエンディングテーマをすることになったこともあります。
また仕事で培った経験は立派な社会経験にもなるので、お客さんに対する応対や考え方などは今でも役に立っています。
派遣社員で働いたこともありましたが、淡泊な関係になりがちな派遣社員はあまり良い経験ではなかったと感じています。
よくある質問
Q1. 派遣社員として音楽活動を続ける場合、保険や社会保障はどうなるのですか?
A1. 派遣社員として働く場合、保険や社会保障の負担は自己負担になることがあります。派遣契約が終了すると、保険の支援もなくなるため、自身で保険に加入する必要があります。
Q2. 派遣社員として音楽活動をする場合、就業先が変わるとどうなりますか?
A2. 派遣契約は期間が終了することがあり、次の派遣先に通うことが難しい場合、辞退する必要が生じます。自分の夢のために仕事に振り回されることが避けたい場合は、派遣社員としての働き方を検討する必要があります。
Q3. 派遣社員として働く場合、他の人に迷惑をかける可能性はありますか?
A3. 派遣社員やバイトは休みや辞めやすい働き方とされていますが、会社側からすれば迷惑です。他の人に迷惑をかける働き方は、音楽活動の成功を妨げる要因になるかもしれません。
Q4. 派遣社員として音楽活動をしながら真剣に取り組むことはできますか?
A4. 派遣社員やバイトを軽い気持ちで行う人には、音楽活動の望む結果が訪れないことが多いです。音楽で生きていくためには真剣に取り組むことが求められます。音楽活動は一般的に難しいと言われるように、楽な仕事や辞めやすい仕事とは両立しづらいです。
2. 正社員から見た派遣社員の働き方
正社員として働いている人々から見ると、派遣社員の働き方にはいくつかの特徴があります。
以下では、正社員の視点から派遣社員の働き方について考えてみましょう。
a. 柔軟性の高い働き方
派遣社員の一番の特徴は、柔軟な働き方ができることです。派遣社員は契約期間が短いため、仕事の内容や期間によって柔軟に働くことができます。
ミュージシャンや役者志望の方々は夢を追いかけながら派遣社員として働くことで、自分の時間を自由に使うことができます。
また、子育て中の主婦や主夫にとっても、派遣社員として働くことで家族との時間を大切にしながら働くことができるという利点があります。
b. 給与の安定性の課題
一方で、派遣社員の給与の安定性が問題視されています。派遣社員は時給制で働くため、仕事の量や契約の更新によって給与が変動します。
そのため、収入の安定性を求める場合には、正社員の方が適していると考えられています。
ただし、派遣社員の中には特定の案件において高い時給を得ることもあり、給与面でのメリットを享受することもできます。
c. 福利厚生の差
派遣社員は一般的に派遣会社から福利厚生を受けることができますが、正社員と比べると福利厚生に差があることもあります。
正社員は企業に所属しているため、ボーナスをはじめとする企業の福利厚生制度に基づいたサポートを受けることができます。
そのため、派遣社員は福利厚生面でも正社員と比べて不利な立場にあると言えます。
ただし、一部の派遣会社では派遣社員に対して福利厚生の充実を図る取り組みを行っているため、待遇面で差がない場合もあります。
d. 就業時間の制約の軽減
派遣社員の働き方は、正社員に比べて時間的な制約が少ない傾向があります。
派遣社員は基本的に時給制で働くため、残業もほぼ存在せず1日8時間を下回る労働時間で良い場合もあります。
これにより、音楽活動のために必要な時間を確保しやすくなります。また、派遣社員は自分の都合や希望に応じて働き方を調整することもできます。
たとえば、ある曜日には仕事をせずに音楽のレッスンやスタジオでの練習に充てるなど、自分のライフスタイルに合わせた働き方が可能です。
以上のように、正社員から見ると派遣社員の働き方には利点と課題が存在します。派遣社員として音楽活動を両立させる場合には、自分に最適な働き方を選ぶことが重要です。
3. 音楽と仕事を両立しているミュージシャンたちの事例
この節では、音楽と仕事を両立させているミュージシャンたちの具体的な事例をご紹介します。
彼らは様々な職業と音楽活動を組み合わせ、自分の夢を追い求めています。以下にいくつかの具体例を紹介します。
3.1 タクシードライバーと音楽を両立しているバンドマン
ツッチーさんは、タクシードライバーをしながらバンド活動を行っています。
ツッチーさんの周りにも音楽とタクシードライバーを両立させている人が多くいます。
タクシードライバーの勤務時間が夜ではなく昼なので、音楽活動をするのが難しいと感じることもありますが、普通にCDをリリースしたり全国ツアーに出演している仲間もいます。
3.2 飲食店と音楽を両立しているミュージシャン
jujumoさんは、沖縄で飲食店を経営しながら音楽アーティストや音楽事業を両立させています。
jujumoさんは、安定した収入と生活を確保するために飲食店を経営しています。
また、バーテンダーとしての経験も活かし、イベントの音響や音楽制作の仕事も請け負っています。
音楽&音響&音楽制作&店という多岐にわたる活動があり、どの部分が不振になっても他でリカバリーすることができます。
3.3 医者と音楽を両立しているミュージシャン
Insheartさんは、医者として働きながら音楽活動をしています。
医者としての仕事が忙しいため、音楽活動はデモ作成やライブに参加することが主な活動となっています。
これらは実際に音楽と仕事を両立させているミュージシャンたちの事例です。
それぞれの方々は、自身の職業と音楽活動をうまく組み合わせながら、自分の夢を追い求めています。これらの事例から、音楽と仕事を両立させることは可能であることがわかります。
4. 現代の働き方改革と音楽活動との両立
現在の働き方改革により、音楽活動と仕事の両立がより現実的な選択肢となっています。
政府が副業解禁を推進し、働き方を柔軟にする動きが広まっています。これにより、週4日勤務やテレワーク、副業など多様な働き方が社会的に受け入れられるようになりました。
4.1 柔軟な働き方への変化
現在の働き方改革の流れにより、従来の週5日・8時間勤務が一般的なスタイルからの脱却が促されています。
多様な働き方が一般に定着するまでには時間がかかるでしょうが、一部の先進的なIT企業などでは、パラレルワーク(複業)を推奨する「専業禁止」の制度を導入しています。
これにより、従業員は自身の生きる力を育むと同時に、外部とのつながりを築くことで会社と本人の両方にメリットをもたらしています。
4.2 派遣社員としての選択
派遣社員としての働き方は、現在非常に現実的な選択肢となっています。働き方改革の影響もあり、派遣社員の数は増加傾向にあります。
音楽活動との両立を考えるならば、派遣社員として働くことで自身の得意分野である音楽を生かしながら安定した収入を得ることができます。
また、派遣社員としての働き方は食い扶持を確保する上で心配ごとが少なく、安定した生活を送ることができるでしょう。
4.3 自己管理能力の向上とスキルの養成
派遣社員として音楽活動を続けるためには、自己管理能力の向上とスキルの養成が必要です。時間を効率的に管理し、優先順位を設定する能力は特に重要です。
また、音楽のスキルを向上させるためには、練習時間を確保し、定期的な練習やレッスンを行うことが求められます。
自己管理能力と音楽スキルの両面をバランス良く磨くことで、仕事と音楽を両立させることが可能です。
4.4 現代の働き方改革を活かす戦略
「音楽と仕事の両立」は簡単なものではありませんが、現代の働き方改革の流れに乗り、柔軟な働き方を求める時代に適応することが重要です。
派遣社員としての働き方は、音楽活動を続けながら自身の生活を確保するための現実的な選択肢の一つとして考えるべきです。
自己管理能力やスキルの向上に努めながら、現代の働き方改革を活かすことで音楽と仕事を両立させることが可能です。
5. 音楽で稼ぐ力を身に着けるために
音楽活動で稼ぐためには、プロフェッショナルなスキルとパフォーマンス力が必要です。以下では、音楽で稼ぐために必要な要素をいくつかご紹介します。
5.1 スキルの磨き方
自分の音楽スキルを磨くことは、音楽で稼ぐために欠かせません。楽器の練習やボーカルのトレーニングなど、日々の努力によってスキルを向上させることが大切です。
また、他のミュージシャンとの交流や共演を通じても成長できるでしょう。スキルを高めるために、音楽学校や音楽教室に通うこともおすすめです。
5.2 プロモーション活動
音楽で稼ぐためには、自己ブランディングやプロモーション活動も重要です。自分の音楽を広めるために、ホームページやソーシャルメディアを活用しましょう。
YouTubeなどの動画配信サイトにミュージックビデオをアップすることも効果的です。また、ライブイベントやライブハウスでの出演も自己プロモーションの一環として大切です。
5.3 ファンづくりの重要性
音楽で稼ぐためには、ファンを大切にすることも重要です。ファンとの交流を大切にし、ライブやイベントでのコミュニケーションを深めましょう。また、音楽を通じて感動や喜びを提供することで、ファンを増やすことができます。ファンづくりには時間がかかることもありますが、継続的な努力が必要です。
5.4 クリエイティブな活動
音楽で稼ぐためには、クリエイティブな活動も重要です。新しい曲やアレンジを考えることで、自分の個性や魅力をアピールできます。
また、他のジャンルのミュージシャンやアーティストとのコラボレーションも、新たな可能性を切り拓くことができます。自分の才能を最大限に活かし、独自の音楽を創造しましょう。
以上が、音楽で稼ぐために必要な要素です。
ただし、音楽活動での収入を安定させるのは容易なことではありません。競争が激しい業界であり、成功するためには多くの努力と継続が求められます。
しかし、自分の情熱と才能を信じ、努力を続けることで、音楽で稼ぐ力を身に着けることができるでしょう。頑張ってください!
まとめ
音楽と派遣社員という異なる働き方を両立させることは、簡単ではありません。
しかし、現代の働き方改革の流れや実際の事例、自己管理能力の向上とスキルの養成など、多くの要素を活用することで実現可能です。
「音楽で稼ぐ力を身に着けるために」では、スキルの磨き方やプロモーション活動、ファンづくり、クリエイティブな活動など、音楽で収入を得るための要素を紹介しました。
音楽で稼ぐためには、努力と継続が必要ですが、自分の情熱と才能を信じて頑張ることで目標を達成できるでしょう。音楽と派遣社員の両立を目指す方々に、成功を祈ります。
今回はこの辺で!
見てくれてありがとう!馬男でした!