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こんにちは!ミュージシャンブロガーの馬男(@umaoshinmai)ことオトホリック小林です!
僕自身"歌ってみた"というジャンルをボーカリストとしてYOUTUBEへ投稿してますが
こういった音楽系の投稿を始めるには、優れた機材が欠かせないですよね。
特に、マイクはボーカルサウンドの質に大きく影響します。僕自身も機材は趣味としていろいろ調べていますが、かなり種類が多いので迷ってしまいますよね。
そしてマイクの選び方や種類は高額のものから1万円程度で購入できるものまで幅広いので初心者にとって難しいものです。
そこで、この記事では、マイクの種類と特徴からおすすめの機種まで詳しく紹介し
"歌ってみた"を追求するあなたの機材選びの手助けになる情報を伝えられたらなって思い、記事にしてみたいと思います!
僕の今までの音楽活動の知識を踏まえたうえでお伝えします!
それではいってみましょう!
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1. はじめに
「歌ってみた」を始めるためには、適切な機材の準備が必須ですが、機材の種類や選び方は初心者にとっては分かりづらいものです。
本記事では、「歌ってみた」を始めるために必要なアイテムの選び方やポイントについて詳しく解説します。
1.1 マイクの重要性
まずはメインとなる機材のマイク。
「歌ってみた」のレコーディングにおいて最も重要な要素の一つです。
適切なマイクを選ぶことで、ボーカルサウンドの印象が大きく変化するため、もしかすると再生回数などにも多少は影響してくるかもしれません。(笑)
1.2 マイクの種類と特徴
さてそんなマイクには
- ダイナミックマイク
- コンデンサーマイク
- リボンマイク
など、様々な種類があります。それぞれの特徴や適したシチュエーションについて以下にまとめました。
ダイナミックマイク
耐久性があり、高音圧にも耐えることができるマイク。ライブパフォーマンスやハードな環境下での使用に適しています。
コンデンサーマイク
繊細な音声をキャプチャすることができ、スタジオでの録音に適しています。高音質な録音を求める場合には、コンデンサーマイクがおすすめです。
リボンマイク
古くから使用されていたマイク。
柔らかく自然なサウンドを再現することができるマイク。音楽制作のプロに人気のあるマイクですがメインで使用している人は現在少ない。
1.3 マイク選びのポイント
マイクを選ぶ際には、"自分がどのような音質を求めるか"をポイントにマイクを選ぶようにしてみるといいですね。
高音質を追求するならば、価格がそれに見合うものとなるでしょう。
以下はマイクの選び方について例としてみたものです。
- マイクの選び方1: 価格帯は約10万円以上のマイクを一本購入し大事に長く使う。高音質な録音を求め、ある程度のクオリティにしたい方におすすめ。
- マイクの選び方2: 価格帯は約5千円から1万円程度のマイクを一本購入し、手頃な価格で始めたい場合におすすめ。
- マイクの選び方3: 複数のマイクを試したい場合におすすめ。価格帯は数千円から1万円程度を複数選んでみて気に入ったものを見つける。
こういった感じで予算に応じて、コストとクオリティをバランス良く選ぶことがポイントですが
最初に安いものを購入してステップアップするのが一番上達を感じられるいい方法だと思います。
1.6 まとめ
「歌ってみた」を始めるためには、適切な機材の準備が欠かせないと先ほど言いましたが、極端な話で言うとiPhoneだけで動画投稿自体は可能です。
ですが、ある程度のクオリティを考えるとマイクはどうしても必須アイテムになるので
マイク選びのポイントやおすすめのマイク、周辺アイテムの紹介など、こちらの記事を参考にして自分に合った機材を選んでくださいね。
2. マイクの種類と特徴
まずオススメのマイクを伝えてしまいましたが、ここでマイクの事を少し補足します。
マイクは大きく分けて、2種類あります。
まず、①ダイナミックマイクと、②コンデンサーマイクです。
ポイント
① ダイナミックマイクの特徴
ダイナミックマイクは、録音できる音はそこそこですが、衝撃や湿気などに強くて使いやすいのが特徴です。
少々雑に扱っても問題なく使用できるため、カラオケボックスやライブハウス、スタジオなどでよく使われています。
主な特徴: - 録音できる音はそこそこ - 衝撃や湿気に強い - 使いやすい - カラオケボックスやライブハウス、スタジオでよく使われる
おすすめのダイナミックマイク:
- SHURE SM58:世界的に有名な定番のダイナミックマイクで、汎用性が高く使いやすいです。
- Electro-Voice RE20:ボーカルや楽器の録音に適した高品質なマイクです。
ポイント
② コンデンサーマイクの特徴
コンデンサーマイクは、高音質で録音できるのですが、非常にデリケートです。
わずかな振動も拾ってしまったり、湿気で壊れたりします。
また、マイク自体に48Vのファンタム電源を供給しないといけないため、必ずオーディオインターフェイスが必要になります。
主な特徴: - 高音質で録音できる - デリケートで壊れやすい - わずかな振動や湿気に敏感 - ファンタム電源が必要 - PCとつなげるにはオーディオインターフェイスが必要になるがコンデンサーマイクは、高音質な録音をするために最適。
おすすめのコンデンサーマイク:
- ロード NT1-A:広い周波数帯域でクリアな音声を録音できます。
- オーディオテクニカ AT2020:コストパフォーマンスに優れた入門者向けのマイクです
例外:③USBマイク
最後にUSBマイクは、コンピュータに直接接続して使用することができる便利なマイクです。
特に、自宅での歌唱や録音におすすめです。音質や性能はコンデンサーマイクやダイナミックマイクに比べると劣りますが、手軽に始めることができます。
あえて、ここでは3種類目としてUSBマイクを上げましたがと言っても、USBマイクというのは
”PCとつながるオーディオインターフェイスの機材を省略して直接つなげられる”という機材なので、
マイクの作りの部分はダイナミックマイクかコンデンサーの2つに分けられるというのを覚えておいてください。
おすすめのUSBマイク:
- SHURE MV7:配信者向けのマイクながら音が良いと評判のマイク。USB出力とXLR出力の両方を装備し、PCやミキサーにも接続可能。
- YAMAHA ( ヤマハ ) / AG01:オーディオインターフェイスのような機能がついた高機能マイク。オーディオインターフェイスAG03の後継機であり、ボリューム調整やミキサーいらずでBGMが流せたり、楽器を入力も可能。
どのマイクを選ぶかは、自分の歌声やニーズに合わせて考える必要がありますが
やっぱり音質にこだわるならオーディオインターフェイスを使ってダイナミックマイクかコンデンサーマイクを使用するのがおすすめ。
2-1.歌い手におすすめのマイク~まずは手ごろなコンデンサーマイク~
そんなわけで、僕のおすすめマイクの話もさせていただきます。
ダイナミックマイクとコンデンサーマイク、USBマイクと3種類あると伝えましたが
最初に選ぶおすすめとしてはやはり②のコンデンサーマイクなんじゃないでしょうか。
オーディオテクニカ製の「AT2020」かロード製の「ロードNT1-A」を選ぶことをオススメします。
3. マイク選びのポイント
そして個人的に僕がマイクを選んでいる際に重要なポイントを以下にまとめました。
これらの参考点も踏まえて、是非自分に合ったマイクを選んでみてください。
3.1 質の高さと情報量
良いマイクと普通のマイクの違いは、収録される情報量と質の高さです。
イラストレーションにおいて良いイラストレーターは、細かい色使いや空気感をしっかりと描くように
良いマイクも音の微妙なニュアンスや表現を正確に捉えることができます。
逆に、性能の低いマイクを使用すると情報が少なくなります。
3.2 マイクのキャラクターの違い
そしてマイクの性能が良くても、メーカーによっても様々なキャラクターがあります。
例えば、声の輪郭をくっきりと描くマイクもあれば、声をぼかして滑らかな声にするマイクもあります。
マイクのキャラクターを理解することは、メーカーで選ぶと言うのもマイク選びの重要なポイントです。
3.3 MIXのしやすさ
そして意外に聞こえるかもしれませんが、性能の良いマイクを使用すると、MIX(音の調整)が簡単になります。
良いマイクは音がインストゥルメンタル(バックトラック)に埋もれにくく、音のピッチやタイミング補正で劣化しにくいです。
そのため、余計な処理をする必要がなくなり、プラグインの使用量も減らせます。これによって、MIXが簡単になり作業時間が短縮されます。
3.4 音質の影響
マイクによって録れるボーカルサウンドの印象が大きく変わります。
マイクの選択でYouTubeの再生数が変わるわけでもないですが、やっぱり自分を表現するのにはそれ相応の価格が必要になってくる場合があります。
自分の声に合ったマイクを選ぶことで、より良い音質を実現できます。
以上がマイク選びのポイントです。自分のスタイルやニーズに合うマイクを選ぶことで、ボーカルのクオリティを向上させることができます。
そんなわけで個人的に僕が歌ってみた初心者へオススメする最初の一本目のマイクとしては
おすすめのコンデンサーマイク:
- ロードNT1-A:広い周波数帯域でクリアな音声を録音できます。
- オーディオテクニカAT2020:コストパフォーマンスに優れた入門者向けのマイク
のどちらかをあげさせていただきます。
予算にあえばロードNT1-Aの方が音質や金額のレベルが一段階上ですが
1万円程度の予算しかないと考えるとオーディオテクニカAT2020が買っておけば失敗はないと思います!
4. 周辺アイテムの紹介
さてついでに周辺アイテムもボーカル録音において非常に重要なのでついでにご紹介しておきます。
今回の記事では、ポップガード、マイクケーブル、マイクスタンド、リフレクションフィルターについて詳しく紹介します。
4.1 ポップガード
まずはポップガードです。ボーカル録音において欠かせないアイテムで、
「ぱぴぷぺぽ」といった破裂音を防ぎ、マイクに当たる息を防いでもくれるのでクリアな音声を収録するために使用します。
おすすめのポップガードは以下の2つです。
- STEDMAN PROSCREEN101: プロ使用者にも人気があり、サウンドへの影響が少なく使いやすいです。
- キクタニミュージックのPO-8: 2000円台と価格は安価ですが、かなり質も良く本格的なレコーディングに使用可能。
4.2 マイクケーブル
次にマイクケーブルです。マイクとオーディオインターフェイスを接続するために必要なアイテムです。
XLRコンデンサーマイクの場合は、「XLRオス-メス」のケーブルを使用します。
ケーブル自体は安いものだと1mあたり1000円程度、わりと高いものでも数千円程度と言ったところでしょうか。
おすすめのマイクケーブルは以下の2つです。
- FT-CABLE: ヒビノ監修のもので、価格が手頃でありながらも、音質や耐久性に優れています。
- audio technica BX9/3.0: 高品質なマイクを使用している方におすすめです。
4.3 マイクスタンド
意外にマイクスタンドも重要な周辺アイテムの一つです。デスク上に置くマイクアームと自立型のマイクスタンドの2種類があります。
デスク上で使用する場合はマイクアームが便利ですが、撮影やリフレクションフィルターを使用する際にはマイクスタンドが必要です。
おすすめのマイクスタンドはドンピシャでこれ。
TAMAのマイクスタンド
このスタンドは現在僕が使用しているスタンドですが、めっちゃ頑丈ですし本当に買ってよかった商品だと思います!
宅録するなら持っておくべき!TAMAマイクスタンドを購入したのでレビュー!
使用するアイテムや目的に応じて、マイクアームとマイクスタンドを使い分けることがおすすめです。
4.4 リフレクションフィルター
最後にリフレクションフィルターです。
リフレクションフィルターは部屋の反響音を防ぐために使用されるアイテムで、歌声のクオリティを向上させることに重要な役割を果たします。
部屋の中というのは思ったよりも反響音が響いているものです。
ポップガードを設置することによって、ミックス時の作業も楽になり、ボーカルの大事な部分だけを大切にする事が出来るようになります。
おすすめのリフレクションフィルターは以下の2つです。
- sE Electronics RF-X リフレクション・フィルター: 比較的安価でありながらも高品質で効果的な音声収録が可能です。
リフレクションフィルターを使用する場合は、安定したマイクスタンドの選択も重要です。
これらが周辺アイテムの紹介です。適切に選んで使いこなすことで、より高品質なボーカル録音が可能となります。ぜひ参考にしてみてください!
まとめ
「歌ってみた」を始めるためには、適切なマイクや機材の選び方はは非常に重要です。
マイクの種類や特徴を理解し、自分のニーズや目的に合ったマイクを選ぶことがポイントです。
ただ、最初の一本をずっと使い続けなければならないわけでもないので
まずは購入して早く活動し楽しむことを意識して、気楽に選んでみてもいいと思いますよ!
また、マイクだけでなく周辺アイテムも大切ですので
ポップガードやマイクケーブル、マイクスタンド、リフレクションフィルターなども選んで使用しましょう。
意外とポップガードやリフレクションフィルターを使用してレコーディングすると
すごいプロっぽく思える喜びも感じられると思うので、購入する事も含めて楽しんで選んでみてくださいね!
今回はこの辺で!どうもありがとう!馬男ことオトホリック小林でした!
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