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こんにちは!弾き語り系ミュージシャンブロガーの馬男(@umaoshinmai)です!
僕はオトホリックと言う音楽ユニットをかれこれ10年以上やっているんですが
先日俳優プロダクション「希楽星(きらぼし)」さんの俳優の牟田浩二さんから依頼を受けて
新作映画『Re: pair~あきらめきれない僕たち~』のエンディングテーマを
制作させていただきました!
ありがとうございますーー!!やったぜーー!
元々牟田さんとは2014年くらいに上田慎一郎監督の「Last Wedding Dress」の頃からのお付き合いでして
「Last Wedding Dress」から
続いて次回作「テイク8」という映画でもよくお会いしていました。
(2018年上田慎一郎ショートムービーコレクションの舞台挨拶より)
(中山式ふしぎ談義より)
思えばもう出会いから5年以上経っていたわけですが
会う度に僕らの音楽を良い歌だと褒めていただいていて
この度牟田浩二さん初めての映画のエンディングテーマに抜擢していただいたわけです!
劇中の音楽も過去の上田慎一郎作品「彼女の告白ランキング」や「Last Wedding Dress」
でコラボさせていただいた小宮山洋介氏と一緒に依頼をしていただきまして
オトホリックと共に映画音楽制作チームとして稼働させていただきました!
さて、今回の記事では
・俳優プロダクション「希楽星」と牟田浩二さんの紹介
・制作した「模倣品」と言う楽曲について
をお送りしたいと思います!
それでは行きましょう!
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その他の馬男の音楽活動の記事は音楽カテゴリ内の『活動履歴書』からどうぞ!
俳優プロダクション「希楽星」のご紹介から。
それではまず俳優プロダクション「希楽星」のご紹介からです。
ちょっとWikipediaからの引用にもなりますが
20代から80代の演技力のある俳優 現在男優73名 女優72名.
日本の芸能事務所。主に俳優・声優のマネージメントを行っている。
シニア層の所属に強みを持っており、テレビドラマや再現ドラマへの出演が多い。
奥野匡や久保晶、森康子など、実績ある役者も所属している。参考サイト:希楽星|Wikipedia
とあり、設立日は2000年2月16日のとっても大きな芸能事務所になっています。
希楽星さんの公式サイトには見たことある俳優さんや女優さんも沢山載っています!
近いところで言うと
カメラを止めるな!出演の山口 友和さんもご一緒の事務所ですね!
(と言うかテイク8と言う作品にて共演させていただいていますが)
そんな大きな事務所とコラボが出来るなんて本当に光栄な事です!
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牟田さんもここには書ききれないくらい沢山の作品に出られている方ですし
そんな方が初めての映画を作られる作品に僕らに依頼してくれたというのは本当に光栄な事です!
(最近もオー人事のCMに出て大活躍されていて、見た時テンション上がりました!)
(こんな上司はつらい、を表現/オー人事CM「振り回される篇」)
そんな牟田さんから依頼を受けて
最初に打ち合わせをしたのは2019年4月頃で
池袋のサイゼリアで映画の脚本を見ながら話をさせていただいたのですが
脚本を見てすぐに楽曲のイメージが固まりましたね!
エレファントカシマシのような「男の悲哀」と言う感じと言いますか
俳優と言う職業を元に男だったらきっと分かるであろう
- もっと上手く出来たのに…といった後悔
- 理想と現実の乖離の憤り
- 自分の愛する人に対しての未練
などを上手く映画に投影されたいんだろうというのが伝わってきて
そのイメージのまま楽曲制作を進めました。
自分のやりたかった事をひたすら目指してきたのに
上手く結果につながらない事って本当に苦しくて自分を責めたりしてしまいますよね。
そういった自分を許せない出来事を曲にしたいように思えたのです。
僕がやっている音楽ユニット「オトホリック」の楽曲も
歌詞のテーマとしては似たような事を曲にする事が多く
- 小さな出来事に胸が動かされた激情
- 未練や後悔
- 突き刺さるような言葉
と言う部分を歌詞に込める事が多いので
今回の出来上がった「模倣品」と言う曲はすごいピッタリだったと思えています。
完成作品『Re: pair~あきらめきれない僕たち~』がYoutubeで公開されてます!
さて、そんな『Re: pair~あきらめきれない僕たち~』ですが
希楽星さんの公式YouTubeチャンネルにてアップロードされています。
完成当初は1話にて全て収録されている形でしたが
現在は全6話にて構成されていますので1話から順番に見て行っていただけると嬉しいです!
あまりネタバレが過ぎると申し訳ないのでストーリーについては多くは言わないようにしますが
主人公の中宅間 敏彰さんが今回の「男の後悔」と言うテーマに沿った演技がまたピッタリで
過去を後悔し続けてきた経験がある僕も
何だか他人事に思えないくらいの作品に仕上がっています!笑
MASH RECORDSで完成お披露目会があったので僕らもお呼ばれてしてトークまでさせていただき、非常に楽しく楽曲制作について語らせていただきましたが
映画が完成するまで作品を何回も見ていたので主演の中宅間 敏彰さんや吉沢 ともえさんと話していると
「映画の役の性格そのままの方」って勝手に思い込んでしまって
「ああ!こんな方なんだ!」って違う点に気づいたりしてと面白かったですね!
(考えてみたら当たり前なんですけど)
希楽星さんの社長さんまでMASH RECORDSに来ていただいてお話をしていたので
本当に今回の映画作品が事務所総出で期待されている作品なんだなぁと言う事が伝わってきました。
いや~そんな作品に関われて本当に嬉しいです!
また良ければコラボさせてくださいね!
映画の主題歌を制作する際に心がけていること。
さてそんな感じで映画音楽に不思議と関わらせていただいていますが
映画の主題歌を作るときに心がけているとしては
やっぱりエンドロールに入った瞬間の「キタ!」感であったり
「歌詞のピッタリさ」と言うのを重要視しています。
「Last Wedding Dress」は長年連れ添った奥さんに対して言えなかったこと。
「Re: pair~あきらめきれない僕たち~」は勝手に終わらせてしまった過去など
もちろん映画監督さんの希望を汲み取って制作させていただいていますが
全てそれに寄っかかってしまうと言うことはなく
制作していくうちにコロコロと転がっていくような「思いがけない展開」と言うのも重要視しています。
主人公はどんな想いでこの場面に立っていたのか
周りの人たちの反応で主人公はどんな事を想ったのか。
そんな事を想像していくうちに、自分の中に新しい言葉が溢れてくるのが楽しくて
想像もしなかった展開になっていくのがミュージシャンとして非常に楽しい経験となっています。
本当にこういった仕事が増えるといいなって小宮山さんともお話してましたね。
「音楽をあきらめきれない僕たち」のこれからの生き方
(希楽星の俳優さんのみなさんと)
今回の映画の主人公のように過去を悔やんで何かをあきらめきれない僕たちでも
どこかでミュージシャンとして生きれる術があるんじゃないかって思っています。
今までずっと売れないミュージシャンとして活動してきた僕らでも
不思議と人の縁には人一倍恵まれていますし、「もしかしたら…」って思うことが最近増えてきました。
こういった事を実績としてブログで発信したり
いろんな人と出会い、これからのやりたい事を話したり、お酒を飲んだりしていきたい。
何だかそれだけでミュージシャンとしてはすごいありがたい事なんだなとも最近思えるようになってきました。
第一線で活躍する事は出来なくとも
「遊ぶように仕事をして、仕事をするように遊んでいく」
それが出来るだけで僕は「生きててよかった」と思えるようになりました。
毎日の生活の中で自分の為に使う時間は大分少なくなってしまったけれど
これからもこういった活動をしていけたら…
そんな想いを胸にこれからも良い音楽を作っていきたいと思います!
本当にありがとうございました!