こんにちは!
賃貸にて借家に住んでいる方、非常に多いと思いますが
引っ越しの時にいつもモヤっとしたまま退去してしてしまうのは僕だけじゃないと思います。
馬男も賃貸でマンションを借りている際、納得がいくようで行かない項目があります。
それは敷金・礼金の存在です。
意味としては理解が出来るものの、更新料も含めると大変な負担になりますよね。
いつの間にか大家さん側に有利な事が当たり前に設定されていて、借りる側はいつも泣き寝入りしてしまうことがあると思います。
ですが、泣き寝入りする必要なんてないですよ!
さて今回のブログは
敷金返還で納得がいかない場合は司法書士に頼むと楽に返還してもらえたよ!
と言う体験談の話になります!
今でも使える有効な話なので、賃貸で住んでいる方にはお得な情報となります!
では行きます!
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敷金返還の名称は「敷金返還請求」と呼ばれる少額訴訟。
民間賃貸住宅における賃貸借契約と言うのは
貸す側と借りる側とでまず双方の合意に基づいて行われるものですが
トラブルが起こるのは退去時です。
理由としては
「貸した側と借りた側のどちらの負担で原状回復を行うことが妥当なのか」
と言う部分。
国土交通省で発行されている
「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」から抜粋すると
①原状回復とは
原状回復を「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること」と定義し、その費用は賃借人負担としました。
そして、いわゆる経年
変化、通常の使用による損耗等の修繕費用は、賃料に含まれるものとしました。⇒ 原状回復は、賃借人が借りた当時の状態に戻すことではないことを明確化/
②「通常の使用」とは「通常の使用」の一般的定義は困難であるため、具体的な事例を次のように区分して、賃貸人と賃借人の負担の考え方を明確にしました。
A : 賃借人が通常の住まい方、使い方をしていても、発生すると考えられるもの
B : 賃借人の住まい方、使い方次第で発生したり、しなかったりすると考えられ
るもの(明らかに通常の使用等による結果とは言えないもの)A(+B): 基本的にはAであるが、その後の手入れ等賃借人の管理が悪く、損耗等が発
生または拡大したと考えられるものA(+G): 基本的にはAであるが、建物価値を増大させる要素が含まれているもの
⇒ このうち、B及びA(+B)については賃借人に原状回復義務があるとしました。
とあります。
要は
・通常の経年劣化した分も家賃に含まれるよ!
・明らかに借りた側の過失じゃなければ持ち主の負担で直してね!
と言う事になります。要はそれって借りた側の義務ではないわけです!
それを借りた側の無知の部分や、立場が悪いという部分に付け込んで
「ハウスクリーニング」などの名目で敷金を奪い取っていくわけです!
それってどうなんでしょうね~(怒気)
賃貸物件を退去時、敷金を返却されるケースは少ない。
上記の通り通常の使用や経年劣化に対して借りた側は無知な人が多い為
ハウスクリーニング費用やクロス代等と言う名目で
心当たりのない修繕費用を請求されるのが非常に多いです!
まぁぶっちゃけ敷金をきちんと返還してくれる不動産会社などは少ないので
借りた側もきちんとした勉強をした方がお得なわけですね!
ただでさえ、余分な礼金や更新料を支払っているわけですから
これ以上の金額は支払う意味がないわけです!
これに加えて、引っ越し料金などもあるので
上手にある程度の事は知っておくようにしましょう!
ただ、自分で少額訴訟を起こすのは非常に大変だと思いますので
司法書士などのプロに依頼をかけるのがいいと思います!
では司法書士に依頼をかけた場合どれくらい返還されるのか
実際のケースをお話ししたいと思います。
実際司法書士に依頼をかけた場合、敷金が返還されるまでの流れは?
では馬男のケースです。せっかくなので、実際起きた流れをストーリーベースでお話しします!
時は200X年。
馬男の両親はひょんなことから離婚をする事になり
馬男と馬男の母親は住んでいた馬男父親所有のマンションから
追い出される事となった。
ペットの小型犬も飼っていたので、どうしても「ペット可」マンションを探さねばならなかった。
見つかったマンションはとても良心的ではありました。
フリーターの馬男と
同じくパートの馬男母親。
その頃は二人でまとめて立ち向かっても年収350万円程度。
それでいて契約をしてくれるマンションとしてはありがたい事でした。
馬男が以前母親と住んでいた住所は
・埼玉県内の家賃10万円の駅徒歩10分の3LDKのマンション。
・敷金は2.5か月分(ペットがいた為、0.5か月分上乗せ)
・礼金・更新料は1か月分(ペットがいる場合は2か月分)
・住んでいたのは2年。
と言った一般的はマンションでした。
馬男達は敷金を25万円ほど支払い、無事に入居が決まりました。
時は流れ2年後引越しの為、退去手続きの際
業者が住んでいた家を点検しに来たのですが
ペットを飼っていたにしては非常に綺麗に使っていたつもりでした。
タバコは吸っていたけど、換気扇の下でしたし
ペットは小型犬なので、壁などにひっかき傷や噛み後もなかった。
一般的な使い方をしていたつもりです。
ただ、見てもらった業者が提示をしてきた敷金返却分(要は返ってくる)の金額は…
8万円ほどでした。
いやいや、少なくないか?
返却割合として32%ですよ!
現地調査に来た人は、ぶっちゃけ「おばちゃん」で
多分一人で調査会社などをやっている人なんでしょう。
慣れた手つきで、「あれが壊れている」「この部品がない」と言う理由をつけれられ、「全て交換する」と言う内容をチェックシートに記入していきました。
それで出された金額が金額8万円だったのです。
内訳としては
- ハウスクリーニング費用
- 自宅の鍵交換費用
- 畳表替え費用
- クロス張り替え費用
- クロスクリーニング費用
まるで「全て綺麗に出来る部分は馬男側の負担」と言わんばかりです。
いやいや!おかしいですよ!
2年しか住んでいないのに「畳張替え料金」なんて
借りた側に請求するのってどうなんでしょう?
正直まだ使えますし、完全にこの部分は「次に借りる人の為の費用」なわけです。
それを綺麗にしたいかどうかは、貸主の都合なわけですよね。
馬男はその料金にはどうしても納得がいかず。
調査をしに来た管理会社に連絡をしたのです。
結論はえーな!
揉めること前提かい!(笑)
すげー腹立つ!
しかもおばちゃんなのに冷たい感じなのが余計に腹立つ!!(笑)
おばちゃんは愛想がいいのがテンプレってもんですよ(勝手なイメージ)
…ですが、これで馬男の腹は決まりました。
こっちは穏便に済ませてもらおうと思ったのだが、こうなってしまったからには仕方がない。
向こうの態度でだいぶ心の準備をする事が出来ました。
ふっふっふ。こうなったら絶対に払わせてやるってばよっ!!(笑)
こうやって戦いの火ぶたが切って落とされたのです!
インターネットで見つけた司法書士に依頼をかけてみました
昔だったらきっと諦めていた内容ですが
今ではインターネットと言う強い味方がいます。
何でも情報として転がっているもんですね。
まずは「敷金 返還」とか「敷金 返還 妥当な金額」と言った項目で調べてみる
と、すぐに司法書士事務所が見つかりました。
馬男がその業者に依頼をかけた決め手は
- 成功報酬は出来高制だという事(返却金額が0の場合は報酬も0)
- 司法書士側の取り分は20%
この2点です。
住んでいたのは埼玉で、依頼したのは大阪の司法書士事務所でしたが
特に不便も感じませんでした。
敷金までに馬男がやった事は、経過報告も含めて電話を3、4回かけた程度。
また委任をする為、書面を多少書いた程度でした。
(あんまり覚えてなくてすみません)
期間は大体1カ月半と言ったところでした。
特に大きな負担やめんどくささもありませんでした。
…依頼をかけて3週間ほど経った頃でしょうか。
馬男の携帯へ現地調査をした会社から着信が入っていました。
(…は?この人何言っちゃってんのかな。イラッとするわぁ)
あーびっくりした。
…まさか向こうが泣き寝入りの作戦で来るとは思わなかったが(笑)
これでそのうち返還がされるだろう。
ふっ。こちらの勝利はこの様子だと決定的ですな。
「敷金返還請求」で敷金どれくらいの金額は返還されたのか?
一か月後
馬男の携帯に着信が入る。
…大体退去から1カ月半後
元々振り込まれていた8万円を除いた差額の12万円が馬男の口座に振り込まれました。
それから司法書士側に払ったのは12万×20%の2万4千円だけ。
正直司法書士側に儲けがあるのかなぁと思うくらいの金額ではあるのだが
きっと書面を送るだけだし、きっと数多く扱っているんだろう。
対応して思った事は
社会生活を送るにあたって、無知な事と言うのは損することにつながりやすい。
正直者が得をする社会になってほしいと思うけれど
しょうがない。みんな必死に生きなければならないんだろう。
そして、人はこうやって体験し勉強する事が多い。
今回馬男が体験し今後に生かそうと思った事は
「餅は餅屋」に頼めという事だ(笑)
何でもプロに任せるのが楽でいい。
そもそも敷金・礼金がかからない不動産会社で契約をする。
そして、こういったトラブルに巻き込まれない為に
そもそも一人暮らしに必要だった「敷金」や「礼金」、「仲介手数料」
自体がかからないTokyoDiveのようなサービスでも賃貸契約をする事がオススメです!
こういったサービスを事前に利用する事によって、住居探しの手間が省けるし
不必要な心配をしないで済むようになりますね!家具・家電付きの物まであります!
まとめ
さて、いかかだったでしょうか。敷金返還に対する有効な手立ては
・司法書士に依頼をする。
・敷金礼金がかからない不動産で賃貸契約をする。
でした!
やっぱり実際やってみて思う事は
頼れる部分はプロに任せた方が非常に時間的に余裕が出来て
その分新しい事や自分のやりたいことにが出来ますね!
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公開日:2018/01/30
最終更新日:2019/07/02