こんにちは!10年前のWindowsがまだまだ現役の馬男(@umaoshinmai)です!
僕は2010くらいにマウスコンピューターで購入したデスクトップパソコンをまだまだ現役で使用していましたが
Windows7からWindows10にアップグレードした際にかなり動作が重たくなり
Chromeなどウェブサイト閲覧をする際にも、かなりイライラするようになってしまいました。
関連記事>>>Windows7 32bit版からWindows10 64bit版に移行する為の全て。
さすがに10年前のパソコンを現役で使おうかと言うのが無理があるだろうと思われるかもしれませんが
まだまだそういった古いパソコンを蘇らせる手段があるのをご存知でしょうか?
それは「メモリ増設」だーー!
パソコンのスペックアップでいうと
といろいろあるのですが
メモリ交換は難易度的にかなり簡単で、格安でスペックアップが可能と言われていますが
僕自身メモリ交換をやるのが初めてだったので分かりやすく記事にさせていただきました!
と言う事で今回の記事は
- パソコンのスペックアップ「メモリ増設・交換方法」について紹介!
- メモリを交換するとどれくらい体感で早くなるの?
と言う事について記事にしていきましょう!
それでは行きます!
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他のWindowsに関する記事やパソコンについての記事は下の『Windows』からどうぞ!
メモリ増設すると体感でどれくらい早く感じるの?
それではまずメモリ”だけ”を変えた場合の比較動画をご覧ください。
こちらの動画は、動画編集をする「AviUtl」と言うソフトでメモリを
4GB→8GB→12GB→16GB
と変えたことにって動画のエンコード時間(書き出し時間)がどれくらい速度が速くなるのか検証している動画です。
結果としては20分18秒(4G)→17分49秒と短縮できています。
と言う疑問が沸いたかもしれませんが、動画のエンコードと言うのはCPUやグラフィックボードなどの影響もあるため
メモリだけ交換したからと言ってそこまで劇的に改善されるようなものではないかもしれません。
デスクトップパソコンのメモリ増設方法は超簡単!開けて差すだけ!
そう、メモリ交換と言うのは文字通りパソコンの内部を開けて差さっているメモリを交換するだけなのです。
一応メモリ交換の流れを説明すると
見出し(全角15文字)
①自分のパソコンがどのメモリに対応しているか調べる。
②メモリを購入する
③パソコンのフタを開けて
④挿さっているメモリを入れ替える。(または加える)
⑤パソコンがきちんと起動するか確かめる。
と言うことだけ。
一番の難しい部分は①の「自分のパソコンがどのメモリに対応しているか」の部分ですが
今現在と規格や周波数を同じものに統一さえしてしまえば相性問題も起こりにくく、ただ差すだけなのでめっちゃ簡単です!
ノートパソコンはちょっとレベル高め!特にラップトップパソコンは業者依頼推奨!
と言う気持ちになった方もいるかと思いますがちょっと待ってください。
ノートパソコンのメモリ交換はちょっとレベルが高いです。
ノートパソコンは通常個人でメモリ交換は推奨されているわけではないので
メモリが差さっているところまでバラしていく作業がちょっとめんどくさいです。
項目としては
- 裏蓋を外す(ネジが多い)
- メモリがどこにあるのか一目で分からない。
と言うのが言えるので、ノートパソコンにトライするのは初心者は止めておいた方が良いでしょう。
自分が使っているメモリの規格や周波数を調べておく。
ではまず自分のPCがどれくらいのメモリを積んでいるのか調べてみましょう。
コントロールパネル>システムとセキュリティ>システム
と開くとエディションが確認できます。
実装メモリ(RAM)と表記された部分が2Gとか4Gとかあると思いますが、これが現在のあなたのメモリ数値です。
またパソコンの中を開けると、メモリが刺さっていますので、メモリスロットを目で見て確かめるのも手です。
スロットが2つあれば2枚メモリを刺すことが出来るわけですし、1枚あたり2Gのメモリを4Gのメモリに交換すれば
4G×2=8Gのパソコンが完成します。
メモリを購入する前の注意点。
といきたいところですが、ちょっとまってください。
メモリと言うのは何でも使えるというわけではないんです!
購入する際は必ず「メモリ規格」を確認しておきましょう。
メモリには規格や周波数などがあり、マザーボードによっては対応できるメモリと対応できないメモリが存在します。
メモリの規格については2020年現在4種類あります。
- DDR(PC)
- DDR2(PC2)
- DDR3(PC3)
- DDR4(PC4)
主流としてはDDR3やDDR4といったメモリなのですが、要はDDR3対応のメモリにDDR4のメモリを積むことは出来ないんですね。
しかも同じDDR3ならすべて使えるってわけでもありません。
対応しているモジュール規格やチップ規格もあるわけなんですね。
↑失敗したやつ。
自分の使用しているメモリ規格を調べる方法。
と言う人がほとんどかと思いますが、安心してください!
実はこれも「CPU-Z」という無料ソフトをで簡単に調べる事が可能です!
実際にインストールをして僕のパソコンを調べてみました。
「SPD」と言う項目を見ると「DDR3」と「PC3-10600」と表記があるので
僕が2010年にマウスコンピューターで購入したパソコンは
- チップ規格はDDR3-1333
- モジュール規格は10600
となっています。
自分が持っているメモリと同じように使用できる(マザーボードに搭載できる)メモリを探すのはわりと大変なので
メモリ増設は「全く同じ規格メモリを購入する」事をオススメします!
使用しているマザーボードから対応メモリを調べる。
と考えている方も多いと思いますので、念の為どこまでスペックアップできるか調べ方をお教えしましょう!
使えるメモリを調べる為には、まずは自分のマザーボードを調べる必要があります。
先ほどのCPU-Zの「Mainboard」と言う項目を見てみると僕のマザーボードは「H55H-M」と書いてありますね。
インターネットで「H55H-M」と調べてみると
◦デュアルチャネル DDR3 メモリ アーキテクチャー
◦240ピン DDR3 DIMM ソケット ×2 最大8GBまでサポート
◦DDR3 2400 (OC) / 2200 (OC) / 2000 (OC) /1800 (OC) /1600 (OC) /1333 /1066 DDR3 SDRAM をサポート
とあります。
これはDDR3の1066~1333が使用でき、それ以上は(OC)と言う表記がありますのでオーバークロックと言う複雑な作業が必要と言う事を意味しています。
対応できるメモリを自分で調べても意外と失敗するかもしれないよ!
上に書いてある通り、ただメモリの周波数だけを変えただけで全てのメモリが動作するわけではありません。
上で書いたようにオーバークロックの問題もありますし、メモリ自体に相性の問題と言うのもある可能性があります。
念のため2020年現在、すべてのメモリを一覧にするとこんな感じになります。
ドーン
メモリ規格 チップ規格 モジュール規格 動作周波数 転送速度 DDR SDRAM DDR200 PC1600 200MHz 1.6GB/s DDR266 PC2100 266MHz 2.1GB/s DDR333 PC2700 333MHz 2.7GB/s DDR400 PC3200 400MHz 3.2GB/s DDR2 SDRAM DDR2-400 PC2-3200 400MHz 3.2GB/s DDR2-533 PC2-4200 533MHz 4.2GB/s DDR2-667 PC2-5300 667MHz 5.3GB/s DDR2-800 PC2-6400 800MHz 6.4GB/s DDR3 SDRAM DDR3-800 PC3-6400 800MHz 6.4GB/s DDR3-1066 PC3-4200 1066MHz 8.5GB/s DDR3-1333 PC3-10600 1333MHz 10.67GB/s DDR3-1600 PC3-12800 1600MHz 12.8GB/s DDR3-1800 PC3-14400 1800MHz 14.4GB/s DDR3-2000 PC3-16000 2000MHz 16GB/s DDR3-2133 PC3-17066 2133MHz 17.06GB/s DDR4 SDRAM DDR4-2133 PC4-17000 2133MHz 17.06GB/s DDR4-2400 PC4-19200 2400MHz 19.2GB/s DDR4-2666 PC4-21300 2666MHz 21.3GB/s 参考サイト:増設メモリの選び方|メモリダイレクト
ね?複雑でしょ?よくわかんないでしょ?(笑)
要はこの中から自分のパソコンで使えるメモリを探し、見つけることをしないといけないので結構な労力になりますし失敗する可能性も高くなります。
メモリーにおけるOC(オーバークロック)とは?
こちらについては僕自身も専門ではないのではっきり理解していませんが
オーバークロックと言うのは周波数などを手動で変更して、従来よりもスペックを上げて使用する事(だと思う)だったりと
要は推奨されていない使い方だと思います。
なのであえてここでは書きません。ってか分かりません(笑)
複数のメモリを差す場合は規格や容量(GB)を揃える。
最後にもう一つ注意点ですが
①複数のメモリを刺す場合は規格や容量(GB)を揃えましょう。
②また複数の刺すところがある場合はなるべく埋めましょう。
③シングルチャネル(1枚刺し)とかの場合は刺す順番があるので間違えないようにしよう。
と言う事を覚えておいてください。
同じメーカーのメモリーを使ったほうが良いの?
メモリを複数で差す場合は同じメーカーで揃えた方が良いの?と言う点も念のため調べてみましたが
「揃えるに越したことはない」と言うのが答えみたいですね!
不具合になる確率はゼロではないが、保証は出来ないって程度なので、なるべく揃えるようにしましょう!
同じメーカーのメモリーを採用するのが一番確実ですが、それが現実的じゃない場合も意外と多い。
そういう時はCFD / Corsair /Kingston / SunMaxから選べばハズレない。
メモリ交換の流れを説明。
購入したメモリが届いたら
パソコンの中を開けるのはまず電源を落とし、ケーブル類をすべて抜きます。
ネジを外すとマザーボードが出てくると思いますが、ファンの隣にあるのがメモリです。(汚くてごめん)
ツメを横に倒すとメモリが手で外せるようになるので、一つ一つ抜きます。
付け方としては画像の通りにツメを外してレバーを下げてメモリを押し込みます!
結構固いので、カチッとなるまで押し込みます!
すべて外すことが出来たら購入したメモリと付け替えるだけ。
おりゃっ!
おりゃっ!
ちゃんと立ち上げたら8Gになっていましたー!
まとめ|メモリ増設はスペックアップ方法の中でもめちゃくちゃ簡単だった!
さて見ていただきましてありがとうございました!
メモリ増設は選ぶまでは何を購入したら迷いますが、買って付けるだけなので非常に簡単でした!
特に数年前のメモリだとメモリ自体の値段も安いので非常にオススメです!
体感としては
SSD換装>CPU交換>メモリ交換
の順番でサクサク度合いは変わりましたが、パソコンが重いと感じている方はまず挑戦してみるべきジャンルなので
是非この記事を参考に交換をオススメします!
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見てくれてありがとう!馬男でした!
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