こんにちは!10年前のWindowsがまだまだ現役の馬男(@umaoshinmai)です!
僕は2010年くらいにマウスコンピューターで購入したデスクトップパソコンをまだまだ現役で使用していまして
さまざまなスペックアップ方法を行ってきました。
ですが、最終的なラスボス的な存在が残っているんですよね。
それは
CPU交換だーーー!!イェーーイ!
CPU交換って、やったことがない人から見るととっても難しそうであるし
CPUをマザーボードに装着するときにピンまで折ってしまって壊しちゃったとか
怖い話もあったりするんでずっと着手出来てなかったんですけど
と言う意向の元、交換を行いましたところ
見事成功しましたので今回も記事にしていきたいと思いますぞ!
と言うことで
- パソコンのスペックアップ「CPU交換方法」について紹介!
- CPU交換って実際難しかった?
と言ったテーマでお話していきたいと思います!
結論を言ってしまうと
CPU交換は難しそうではありますが、正直調べて変えるだけなので簡単でした!
それでは詳しく見ていきましょう!
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他のWindowsに関する記事やパソコンについての記事は下の『Windows』からどうぞ!
- そもそもCPUって何だろう?しかも交換するのって難しそう…
- CPUの種類について。
- CPU交換の流れ。
- CPU交換の際には「CPUグリス」を一緒に購入しておこう!
- ①マザーボードによって対応しているCPUシリーズを調べる。
- ②マザーボードから対応ソケットを調べる。
- ③CPUを購入する|メルカリでCore i7 870が2800円で売っていたので購入!
- ④パソコンのフタを開けてCPUファンを外す。
- ⑤CPUを交換する。
- ⑥パソコンがきちんと起動するか確かめる。|エラーを知らせるビープ音が鳴り響く。
- ⑦グラフィックボードを取り付ける|メルカリで玄人志向「RH5450」を購入。
- CINEBENCH20でCPU数値が485→944へアップ!
- まとめ|5000円くらいの費用でスペックアップ出来て満足!
そもそもCPUって何だろう?しかも交換するのって難しそう…
パソコンのパーツは種類がたくさんあってよく分からないという方も多いかもしれませんが
わかりやすい例として
- CPUは頭脳
- メモリは作業机の大きさ
- ストレージは引き出しの量
と言った形で例えられます。
CPU交換と言うのはいわば平社員が作業を行うのか、部長クラスが作業を行うのかを変えるのにあたるので
CPUと言うのは非常にパソコンのパーツの中では重要な部分だと言うのが分かりますね!
CPUの種類について。
CPUと言うとIntel製のCore iシリーズがまず有名ですよね。
最近だとAMD製のRyzenシリーズが値段の割に性能が良いとかなり需要が高まっていて
パソコンの詳しい人とっては試してみたいCPUとしてよく取り上げられます。
また、廉価版モデルとして「Atom」や「Celeron」といったCPUも存在しますが
これらは企業用やエントリーモデルの安価のパソコンに搭載されている事が多いです。
Core iシリーズはi3~i9の順番に、RyzenシリーズはRAIZEN3~7とスペックが高くなっていきますが値段も総じて高くなり
マザーボードによって装着出来るソケットや世代が変わってくる。
と言う知識を持っていればそこまで難しいものではありません。
CPUは世代によってはCore i7がCore i3に負ける場合もある。
ちなみにCPUも日々進化を遂げているので、最新のi3が10年前のi7の2倍以上の処理能力を持っていたりします。
僕の勝手な勘違いだったんですが、世代によってそこまで処理能力が変わる事は想像もしておらず
と思っている人も僕意外にもしかしたらいるかもしれませんので注意です(笑)
CPU交換の流れ。
さて、それではCPU交換をする流れについて説明していきますが、基本的には自分の対応しているCPUを調べて付け替えるだけです。
一応流れを説明しますと
CPU交換の手順
①自分のパソコンのマザーボードを調べる。
②マザーボードのCPUソケットを調べる
③CPUを購入する
④パソコンのフタを開けてCPUファンを外す
⑤CPUを交換するしCPUファンを戻す。
⑥パソコンがきちんと起動するか確かめる。
と言う流れになります。一番難しいと思ってしまうのは④~⑥の手順かもしれませんが、ドライバー1本あれば作業自体は終わります。
僕自身も初見でやってみましたが、作業自体は1時間もかからず終了したくらい簡単でした!
CPU交換の際には「CPUグリス」を一緒に購入しておこう!
さて、CPU交換の際は一緒に「CPUグリス」を購入しておきましょう。
CPUグリスとはCPUクーラーとCPUの間に塗る潤滑油のようなもので、
パソコンを起動しているとCPUがとても熱くなってしまうので、グリスがないとをCPUが効率よく冷やせず故障の原因になります。
正しくCPUを冷やすために事前に購入しておきましょう。
CPUグリスの種類としては
- シルバーグリス
- セラミックグリス
- シリコングリス
- カーボングリス
- ダイヤモンドグリス
とあり、価格も安いものは250円程度、高級なものは1500円程度までありますが
今回は10年前のパソコンに使用する為、250円程度の一番安いCPUグリスを購入しました!
他の人のブログやYouTubeで評判が良いのは熊グリスと呼ばれる「Thermal Grizzly」製のものですが
自作PCマニアの方以外にはあまり気にしないで良いのかもしれません。
①マザーボードによって対応しているCPUシリーズを調べる。
さて、じゃあいよいよCPUが何が使えるのか調べて購入していきたいと思います!
使用出来るCPUについてはマザーボードによって対応する世代やソケットが異なる為それを調べる必要があります。
※マザーボードとはパソコンのメイン基板であり
CPUやメモリなどほとんどのパーツが装着されている最も主要な電子回路基板のこと。
自分の使用しているメモリ規格を調べる方法。
ちなみにマザーボードの調べ方については「CPU-Z」という無料ソフトをで簡単に調べる事が可能です。
例として僕のパソコンを調べてみました。
「Mainboard」の項目がマザーボードの内容になるんですが
「Model」のところをご覧ください。
「H55-HM」と表記がありますね。これが僕のマザーボードのモデルになります。
②マザーボードから対応ソケットを調べる。
さて、僕のマザーボード「H55-HM」をネットでググってみますとソケットについてはECSのサイトに書いてありました。
LGA1156ソケット、最新のインテル®コア™i7プロセッサー/コア™のi5 / i3のコア™ハイエンドデスクトッププロセッサ
対応ソケットからCPU第一世代が対応していることが判明した。
次に「LGA1156 CPU」とネットでググってみますと、10年前のパソコンながら対応しているCPUがすぐに判明しました。
開発コード名: ファミリー コア数 プロセス Lynnfield(リンフィールド)
2009年9月~Core i7 800番台 4コア/8スレッド 45nm Core i5 700番台 4コア/4スレッド Clarkdale(クラークデール)
2010年1月~Core i5 600番台
Core i3 500番台2コア/4スレッド 32nm
ちなみにIntelのCore iシリーズの世代別の見分け方としては
100番台が1世代、1000番台が2世代、2000番台が3世代と続いているので、僕のモデルは第一世代が使用できるという事になります!
③CPUを購入する|メルカリでCore i7 870が2800円で売っていたので購入!
第一世代のCPUは新品でAmazonでも売っていたのですが
10年前のパソコンと言う事なので今更新品にする必要もなく、メルカリで見てみたら動作品が
さらに1000円ほど安い2800円で売っていたので購入してみました。
梱包もきちんとしていたので、メルカリも結構バカに出来ないですね!
④パソコンのフタを開けてCPUファンを外す。
ではケーブル類を抜き、パソコンの内部を開けていきます。
ジャーーン!
CPUファンは4つのネジで止まっていますのでドライバーで外していきます。
おおーー!10年使いましたが、CPUを初めて見ました!
ピンを外して、CPUを取り外せるようにします。
CPUにこびりついているCPUグリスは除光液などを使えば綺麗にすることが出来ます!
ちなみに取り外したCPUファン側にも長年使った固まったグリスが付いていますので
丁寧に取り除いておきました!
⑤CPUを交換する。
では購入したCore i7 870を付けていきましょう。
CPUは取り付ける向きが決まっていますので、矢印マークが付いている部分を左下にして取り付けていきます。
CPUグリスを塗りたくって、後はCPUファンを元に戻せば完成です!!
⑥パソコンがきちんと起動するか確かめる。|エラーを知らせるビープ音が鳴り響く。
ではいよいよパソコンが無事に起動するか確かめていきます!
フィーーン。
お!ファンがくるくると回り始めました。順調順調。
…
…
( ^ω^)・・・
ピーピピピピピ!!
どうやらビープ音と言うやつです。エラーの時に知らせてくれる音らしいのですが全然起動する気配がありません。
画面が付かず真っ暗なままです。
ビープ音的には長い音の後に短い連続の音が5回。どうやらビープ音と言うのは音の長さや回数によってエラーの内容を教えてくれるよう。
ちなみに短音5回と言うのは以下の通り。
短音5回:プロセッサエラー
マザーボードもしくはCPUにエラーが発生しているという意味です。CPUの接触不良、破損、マザーボードの故障、異物混入による損傷などが考えられます。
と言った疑問が頭をよぎりましたが、調べに調べた結果一つの答えに行きつきます。
それは、内臓GPUと言うもの。
そう、何と今まで使っていたCore i3 550はグラフィック性能が付いているCPUだったんですね!
交換するCore i7 870はグラフィック機能はたまたま付いていなかったのです!!
\(^o^)/オワタ
⑦グラフィックボードを取り付ける|メルカリで玄人志向「RH5450」を購入。
そんなわけで、再度メルカリで10年前のパソコンにも使えそうな
中古のグラフィックボードを購入しました。
購入したのは玄人志向「RH5450」と言うもので、1600円で購入!やっぱり安い!!
気を取り直してグラフィックボードを取り付けていきます。
フィーーン。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
無事に起動成功です!!やった!やった!!超嬉しい!
無事にプロセッサ上でもCore i7 870が認識されています!
CINEBENCH20でCPU数値が485→944へアップ!
CPU性能を図る「CINEBENCH20」で数値を図ったところ
Core i3 550「485」→Core i7 870「944」と倍近くもアップしました!
ChromeやYouTubeでの閲覧でもサクサク動作するようになりましたので、これで後5年ほどはこのパソコンで戦えそうですね!
まとめ|5000円くらいの費用でスペックアップ出来て満足!
さて、見ていただきましてありがとうございました!
今回かかった費用については5000円くらいでしたが
十分スペックアップできることを考えるとCPU交換は費用対効果的には十分かと思います!
体感としては
SSD換装>CPU交換>メモリ交換
の順番でサクサク度合いは変わりましたが、パソコンが重いと感じている方はまず挑戦してみるべきジャンルなので
是非この記事を参考に交換をオススメします!
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見てくれてありがとう!馬男でした!
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